コップに、半分の水が入っています。
この水の量を見て、「半分しか入っていない」と思う人もいれば、「半分も水は入っている」と考える人もいます。このように、物事はものの見方や考え方によって、正反対の捉え方ができるのです。
例えば、風邪を引いて寝込んだとします。この状況を、どのように考えればよいでしょうか。「熱が出てつらい」「人に世話をかけて申し訳ない」と悲観的に考えるのか、「風邪で済んで良かった」「心配してくれる、みんなの優しい心がありがたい」と明るく受け取るのか。
同じ物事でも、ものの見方によって感じ方が変わります。後ろ向きに捉えれば、心は暗く沈んでしまします。しかし、前向きに捉えれば、つらい状況でも乗り越えられる力が湧いてくるのです。